英語ってまじ何言ってるのかわかんねーーー・・・
英語のリスニングってどうやったら上達するの?
日本人の私たちにとって、英語のリスニングってめちゃくちゃ難しいですよね・・・。
まじ何言ってんのかわかんねーーー!!って思う気持ちめちゃくちゃわかります。
私もその昔は「まじ何言ってるのかわかんね!」と思ってた側ですが、とある事に全力に取り組んだら、まじで世界が変わって英語が聞き取れるようになりました。
それが、「英語の発音の練習」です。
英語の音を発音できるようになったらどんどん英語の聞き取りができるようになりました!
あなたも、「英語のリスニング苦手・・本当何言ってるかわからん・・」と思っているのならぜひ騙されたと思って「発音」の練習に全力コミットしてみてください。
20代の時にオーストラリア留学経験あり(1年半)
- 勉強しまくってたらスピーキングが得意になり3年くらい現地に住んでいる人と間違えられるように
- 「なぜそんなにきれいな発音なの?」「どこで英語を勉強したの?」とよくネイティブに聞かれる
- 英会話講師資格もってました(現在は更新してません)
- ブラックすぎて体こわしてやめた。(入院したwトラウマすぎてもう二度と働きたくないw)
- 英語力はTOEIC700~730をウロウロ(テストが苦手だったw)
- 英検準1級は1点足らずで2回落ちる(やっぱりテストが苦手w)
現在は英検準1級にリベンジ中
- 2児の子育てが落ち着き心に余裕ができた今、準1級合格目指してリベンジ中!マジで見てろよ?!
- でも悔しいが英語力はかなり落ちた。。
- 発音は大丈夫なのでリスニングはまだイケる!
英語のリスニングで聞き取れない理由
英語には日本語にはない発音がたくさんあるから
日本語と英語は全然違う言語で、英語には日本語にはない音がたくさん使われているからです。
日本語の母音と英語の母音の違い
母音とは「あ・い・う・え・お」の音のことです。
日本語は「あ」といえば「あ」の音しかありません。
でも、英語には「あ」の音だけでも
- 『æ』・・開く音。「え」→「あ」と音が変化する
- 『a』・・開く音
- 『ʌ』・・狭い音
- 『ə』・・狭い音
これだけの音があります。
例えばこの2つの単語の発音を見てみましょう。
- hat・・/hˈæt/
- hut・・/hˈʌt/
この2つは英語では全然違う発音の仕方ですが、日本語では2つとも同じ「ハット」という発音になってしまうんです。
日本語には子音だけの発音がない
日本語には子音だけで発音するということはないですよね。
絶対に「sa」「shi」「su」・・といった具合に必ず母音がセットになっています。
でも対して英語には子音だけの発音があります。
「s」「t」「th」「v」・・などなど。
例えば、
cut
という単語。
この終わりの「t」の音は舌で舌打ちするような時に発する音だけを使って発音します。
決してネイティブの人は「katto」といった感じで「o(母音)の音」を言ったりしません。
つまり
cutの発音の違い
- ネイティブの発音・・「カッt」
- 日本語の発音・・「カット」
となるんです。
さらにこの子音の音の出し方がとにかく日本語を発音するときとはかけ離れた出し方で
- 鼻に息を通すような感じで音を出したり
- 歯と唇を使って振動させるように音を出したり
- 口の形と舌の形を連動させて音を出したり
と、とにかく我々が日本語を話している時には絶対絶対ぜっったい使わないような口・下・口角・息の使い方をするわけです。
先ほど例で出した「t」の音や「p」の音はわりかし聞きやすいですが、
「f」「v」「l」「th」など日本語では使わないような音があると聞き取るのが難しいです。
今ここに出したのはほんの一例ですが、このように英語には日本語には使われていない音がたくさんあります。
日本語で使わない(日常的に使っていない)ということは、もちろん
- 発音ができない
- 聞きなれていない
ので、結果英語を聞き取ることができないのです。
音が聞き取れてもボキャブラリーが乏しければ結び付けられない
音が聞き取れるようになるとリスニング力が爆上がりします。
が、しかしです、残念ながらその単語が頭の中にければ頭の中が「???」状態にってしまうんです。
例えばこの例文を見てみてください。
He was absolutely furious so he tored her picture apart.
この最後にある『apart』という単語の存在・意味を知らないと、たとえ『apart』という音が聞き取れても
- 「ん・・?アパート??あの複数の人が住むアパートのこと?」
- (『apart』はpにアクセントがきて、tは弱く発音されるので『あ ぱー』と聞こえる)
「え?? パー??クルクルパーのこと??(混乱)」
このような現象になります。
なので発音の練習を一生懸命やってみて、ある程度コツがつかめてきたら、単語・フレーズなどといったボキャブラリーを増やす勉強もしていきましょう!
余談その①:なんで日本人ばっかり英語に不利なんだよぉ!!は本当ではない
なんかこうしてみると、日本語をしゃべる日本人だけが英語に圧倒的に不利すぎて「くそぉぉ!」とかって思いませんか?
などと思っていました。(私だけ??w)
でも、実は苦労しているのは日本語を話す我々だけではないんです。
例えば、私は海外留学を通じてこんなことを知りました。
フランスの人は、フランス語では「h」の音がないので、「he」の発音が難しい。「i:」の音と「i」の音が一緒。
- 「He」→「イー」になる
- 「thirteen」→「thirty」になる
韓国の人は「f」の音が「p」になる。「z」が「dʒ」の音になる。
- 「if」→「イプ」になる
- 「pizza」→「ピッジャ」になる
このように、ほかの国の方も英語の発音には苦労をするようです(汗)
日本語だから不利なんだぁあぁあ!!と私のように悲観的にならずに(笑)ひたすらコツコツと頑張っていきましょう♪
余談その②:【えみの実体験】発音の練習をし、発音できるようになれば英語は聞き取れる
私がこんなふうに発音の練習に取り組みだしたのが20代の頃でした。
毎日毎日発音の練習を一生懸命し始めて3か月くらいたったころ、突然フと思い立ったように自分の好きだった洋楽(しかし何を言っているのかは聞き取れない)が聞きたくなって聞いたんです。
その時に衝撃が走りました。
え???聞き取れるっっ!!!!!
耳にポンポン入ってくるフレーズ、単語・・
時より聞いたことのない単語が聞こえてくる・・
(でも発音がわかるから何となくスペルが想像できるぞっ!!という現象)
マジかよマジかよ!とめちゃくちゃうれしかったあの感動は今でも忘れられません。
このように英語が聞き取れた瞬間って本当に感動するので、「大人になってしまったから無理・・」と思わずにぜひトレーニングしてみてくださいね!
英語のリスニング上達の第一歩!まずはこの本で発音をトレーニング
私は『UDA式30音練習帳』を使って発音を磨きました!
UDA式30音練習帳のおすすめポイントは3つあります。
- 英語を発音するときの口の形が写真つきでのっていて実際にまねしやすい
- 日本人には難しい『子音』の発音の仕方の説明が具体的でわかりやすい
- 発音の練習が12日間にスケジュールされているので「今日はここの部分を頑張る日!」と目標に沿いながらできるので挫折しづらい
発音は体の一部である口やその周りの筋肉を使って覚えるので、一度習得すればたとえ劣ることがあっても一生ものです。
あなたも似たような経験があると思うのですが、10年前にやっていたスノボーを久しぶりにやろうとして雪山に行って滑ると、最初は微妙ですが、徐々に体が思い出してなんとなく滑れるようになるのと同じですね。
発音をみがけばリスニング力が上がるのはこのUDA式の本でも言われていますので、ぜひやってみてください。
英語のリスニングの上達の二歩目!ボキャブラリーの増やし方
おすすめその①:Vocabulary in Use
『Vocabulary in Use』は『Grammar in Use』の姉妹版です。
『Grammar in Use』は英語学習者のためにつくられた実用英文法書で、1985年に発行されて以来、世界中の英語学習者・英語教育者から圧倒的に支持され、世界で最も売れている文法書です。
その『grammaer in use』の姉妹版である『Vocabulary in Use』がボキャブラリーを増やすのにとてもおすすめです。
理由は『Vocabulary in Use』は、単語帳やただの文法書とちがい、単語やフレーズを無機質にただひたすら覚える方式ではなく、
- 同じカテゴリーに所属している
- 似たような意味同士
- その言葉の反対の意味をもつもの
といった形で、横・縦とつながって連鎖していくようにボキャブラリーを勉強できるから、覚えやすいんです。
さらに、意味の説明なども全部英語になっているので、単純に英語力アップにつながります。
全然違う意味の単語やフレーズがバババーっと並んだテキストを見ても覚えも悪いし、何も面白くありませんが、こうやって連想するような形で覚えていけると覚えやすいですよね。
下図のように下にスクロールするとボタンが出てくるので、そこからサンプルを見ることができます。
『Vocabulary in Use』はアメリカ英語版・イギリス英語版の2種類があります。
アメリカ英語版はサンプルページがなく、イギリス英語版のみしかありませんが、内容が劇的に違うわけではないようなのでご安心ください。
ただ、
- アメリカ英語版は3レベル(初級・中級前~中級・中級上)
- イギリス英語版は4レベル(初級・中級前~中級・中級上・上級)
なので、上級がほしいなぁと思う方はイギリス英語版のみになります。
選ぶ基準ですが個人的に
- 中学校の英語すらあやしい人
→初級 - 英語の基礎はなんとかしっかりわかってる
→中級前~中級 - だいたい良い感じに英語はわかるけどもっと伸ばしたい
→中級上 - TOEICめっちゃ良い点数!英語できるぜ
→上級
こんな基準で選ぶといいと思っています。
おすすめその②:英語のクロスワード
英語のクロスワードは、
- 問題分・・その言葉の意味の説明、違う言い方(表現)
- 答え・・単語のスペルを覚えられる
このように学べるので、私個人としてはボキャブラリーを増やすのにめちゃくちゃ最適でおすすめです。
なにより楽しいですし♪
難点としては、(アメリカのクロスワードなら)アメリカのテレビの話などが問題となっているとわかりようがないところですね(汗)
小さいサイズなら、カバンの中にスポっと入るので持ち運びもできるので、電車通勤で座れるのなら、活用してみるのも良いですね!
おすすめその③:スタサプもおすすめ
『スタディサプリEnglish』なら、
- リスニング問題をがあるからリスニング力を試しながら磨ける
- ボキャブラリーも学べる
- 発話するレッスンもあるので発音の確認もできる
と良いとこどりできるので、バランスよく学びたい人にはおすすめです。
私も毎日『スタディサプリEnglish』にお世話になっていますが、まるで英会話教室に通っているかのように英語を学べるので、毎日楽しくレッスンをこなしています。
英語のリスニングを上達させるには『発音力』と『ボキャブラリー力』を磨こう
英語と日本語は違う言語で、英語には日本語にはない『音』がたくさんあるので、日本語の音に慣れている私たちは英語の音を聞きとるのがとても難しいです。
なので、まずは英語の音を聞き取るために
- あなた自身が英語の音を発音できるようにする
- 聞き取れた英語の音と単語を結びつけるために、ボキャブラリーを増やす
この2つを徹底してやっていきましょう!
そうすればあなたのリスニング力が爆上がりして、聞き取れるようになります。
頑張ってくださいね!